ブログ ~ 三崎りょういちの一日一歩

宮本武蔵「五輪書」より

こんばんは。

 

遅い時間の投稿になりましたが、今日は

結構使えるお話を書かせていただきます。

 

皆様ご存知の 宮本武蔵

そう、言わずと知れた二刀流、剣術の達人。

佐々木小次郎との「巌流島の決闘」がすぐに

思い出されるはずです。

 

以下、ネット記事を参考にしましたが、

 

宮本武蔵の著書「五輪書」

地・水・火・風・空 五巻の中の「水の巻」

 

これは、剣術の技法や鍛錬の仕方を説いて

いて、いわゆる術の基礎となる心持ちや、

姿勢、視点などに焦点を当てたものです。

 

その中の「目付け」という中で

 

観(かん)の目つよく、

見(けん)の目よはく(弱く)

 

遠きところを近く見、近きところを遠く

見る事、兵法の専なり。

 

とても有名な一説です。

 

観の目とは、心の目

全体を把握する視点

 

一方、見の目とは、目で追ってものを見る

こと。普段、私たちが見ている視点です。

 

では、遠きところを近く見、

近きところを遠く見るとは?

 

お釈迦様や、観音様の目線を思い出して

みると、うす目を開け、ある一点をじっと

見つめていると、ぼんやりとだが全体が

視界に収まってくる。

 

座禅のときの視点がそうですね。

 

武蔵いわく、

「目の玉うごかずして、両わきをみること、

肝要なり」

 

細かいところだけに気を取られていては、

物事は進まない。

全体を見、状況を把握しながらその時々に

必要な手を繰り出してゆく。

 

いま、このとき、この状況で、自分は何が

できるのか。

何を求められ、どうずべきなのか。

 

それを知るには

「見の目」を控えめにし、

「観の目」をつよくすること。

 

遠きところも、近きところも、まるごと

視野に入れる。

そうすれば、どこか不自然で、バランスの

悪いところが見えてくるはず。

 

盲点がわかれば、解決策も生まれるだろう。

 

見えるものだけを見るのではなく、

見えないものを見る。

 

「観の目」とは、観音様の目、神の視点に

ちがいない。

 

~~武蔵が説いた剣術の奥義です。

 

これ、すごいですよね!!

まさに今、私たちの置かれた

「困難な世の中」に思いっ切りはまって

いると思います。

 

昔の偉人たちは答えの導き方を持って

いたのですね。

 

「これダンスとどう関係あるの?」

 

読者様の中では、そんな疑問をお持ちの

方もいるかと。

 

私これ、修行時代に大恩人から言われて

いました

 

「目をぼんやりして踊ってごらん」

 

( ,,`・ω・´)ンンン?

「なんか宇宙語言われた

 

理解不能!あまりにも出来ない様に

大先生イラついたようで、

 

「腐った魚の目で踊るんだよ <`ヘ´> 」

 

「よ・・よけいわからん・・(;゚Д゚)」

 

結局体現出来なかったことを、今でも

よく覚えています。

 

ただ、「目力を抜くと全体像を感じる」

このことは数年後に気づきました。

 

明日は十勝で久々に講習会開催。

恐れ多いのですが、私が担当いたします。

 

ダンスに落とし込む詳細を、説いてみたいと

考えています。

 

答えはそんなに難しくありませんので、

読者の皆様、一緒に考えてみてくださいね!

 

一度悩んでみてから答えを聞くと、深く

印象に残るものです。

(私で数年かかりました(笑) 

皆様は一晩で大丈夫!)

 

出し惜しみはしませんのでご安心ください。

答えは明日の夜に書かせていただきますね!

 

皆様、どうか良い休日をお過ごしください!