ブログ ~ 三崎りょういちの一日一歩

セグエ選手権

こんばんは!

 

いつもお読みいただきありがとう

ございます。

 

まもなく国内三大大会の一つ、

スーパージャパンカップダンス2023が

開催されます。

3月4日(土)、5日(日)の二日間、

会場は幕張メッセ、イベントホールです。

 

出場選手のリストも発表されたよう

ですね。

 

今日、とある選手のFb投稿が、目に飛び

込んで来ました。

内容は、組織間の狭間でやむなく欠場の

決断。

 

組織側の懐の深さが問われる問題で、

とても残念な思いが残ります。

 

とてもデリケートな問題ですので、事態が

落ち着き、周りが見えてくるまで、これ

以上のコメントは避けようと思います。

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さて、この大会の歴史は三大大会の中では

一番浅いもの。

とは言え、第1回目は1984年に日本武道館で

開催されました。

 

39年前!!

 

この1984年というのは、風営法が改定され

条件付きながら、未成年者がダンス教室への

出入りを許された年。

 

私たちダンス教室にとっての第1歩でした。

 

私が東京で駆け出しの頃が、第3回目か、

第4回目の開催であったと記憶しています。

 

大会の特徴は全日本選手権と併催で、セグエ

選手権が同日開催。

 

セグエとは複数の種目を3分内で校正された、

いわゆるショーダンスです。

 

開催初期は、当日に全日本戦で決勝入りした

選手が、併催のセグエ大会に出場していま

した。

 

常に決勝入りの常連選手は、セグエを1曲

準備の上での出場。

万一、決勝に進出出来なければ、準備が

無駄になる、というリスクがありました。

 

鮮明に記憶しているのは、私が当時所属して

いた競技団体の先輩選手が、ダークホースで

何と決勝進出

 

飛び上がって喜ぶ半面、

 

「やばっ!!セグエどうしよう

 

当然そうなりますよね

 

主催者側が万一のために準備していた音源

(当時はカセットテープ (-_-;) )

いわゆるメドレーで、何とかダンス・・。

 

後日談、全てアドリブで踊ったそうです。

 

「こわっ!!」

 

大観衆の前・・私なら無理かも。

 

追い込まれると、出来てしまうものなの

ですね・・。

 

そんな問題もあって、現在は年間のポイント

獲得選手に、セグエ出場権が付与されて

います。

 

年間の成績によってのセグエ出場権。

今の選手は大変ですよね。

 

聞こえてきた話では、選手の皆様は、大体

前の年の年末~年明けにかけてセグエの

準備をするそうです。

 

国内のコーチや、渡英留学で海外のコーチに

振り付けを依頼したり、

(英国は「お正月休み」の概念がありません

ので) 時には選手自身が踊りたい内容を

自分で作るなど・・。

 

昔のセグエ・・ほぼメドレーの延長であった

ものが、今では大進化してますよね!

 

ミュージカリティー、ストーリー性、そして

ダンステクニック。

 

個人的に少しだけ親交のあった、ラテンの

元全日本チャンピオン先生。

 

師匠は第1回スーパージャパンカップの

ラテンチャンピオンだそう。

 

師匠のセグエ作品を受け継ぎ、いざ踊って

みると、

「めちゃくちゃキツイ

 

との話を、聞いたことがありました。

 

「1曲で体中がバンバンに張ってしまった」

とも・・。

 

昔(失礼ですが)は昔の良さというのが

必ずありましたよね!

 

今のものは良くて、昔は良くない。

昔のものは良くて、今は良くない。

 

どちらも愚問かと思います。

 

どんなことも、お客様の反応の中に答えが

あります。

何よりも心に残るものが、ベストです

よね。

 

ぬぐい切れないもやもや感がありつつも、

大会の成功を願います。